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イカした先生になるために。

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そうだ、たまには仕事の事も書こう。


オレの仕事は体育教師だ。
体育教師としてこの島に来た。


1年生から7年生までの生徒(500人)に体育を教える。
そして、モルディブ人教師に体育の教え方を教える。
これが2年間という期限付きでオレに与えられた仕事である。
もう少し大きく、そして少しカッコ良く言うと。


まだまだ軽視されがちな体育という教科をこの国に定着させる。


こういうことである。
とは言ってもオレは24の若造だ。教師経験もない。
知識はそれなりに学んできたつもりだがまだまだだ。
そんなオレに何が出来るか。葛藤する日々が続いた。


知識も経験もないオレに唯一あるもの。
それは体育に対する情熱だ。


「体育が好きだー。」


これだけは声を大にして言えるのだ。
しかし、ただ好きなだけではうまくいかない事も分かっている。
「あー、あそこであーしとけばもっとうまくいったのにー。」
と授業後に後悔する日々が続いた。


あるクラスの授業では毎回授業崩壊のようになった。
その度に責任を感じ、自分の力のなさが悔しかった。


「今日の1時間目は体育だよー。」
「家で前転練習してきたよー。」
「今日の体育は何すんのー?」


登校時間に興奮がちに話しかけてくる生徒たち。
そんな生徒たちにクールに「早く教室に行きなさい」。
教師ぶってそんなふうに言ってみたが。
心の中ではひそかにガッツポーズをしていたのだよ。


生徒たちが体育の時間を楽しみにしてくれている。
それだけでオレは無性に嬉しかったのだ。


それでも一部の教師にとってはまだ「体育はおまけ」である。
報告もなしに授業がなくなることも多々あった。
教室に行ってみると、生徒たちは机に向かって作業をしていた。


「前の時間の課題が終わってないから体育には行けないわ。」
「でもこの時間は体育の時間じゃないですか?」


生徒の心を動かせても教師の心は簡単に動かせなかった。
それぞれの教師にも自分なりのやり方がある。
それを日本からきた若造に壊されたら良い気分はしないだろう。
なるべく、オレは彼ら彼女らのやり方を尊重した。


「体育はただの遊びの時間」そう考える親もまだ多い。
それも当り前だ。親の世代の体育はまさに遊びの時間だった。
外に出てみんなでワイワイ楽しく遊んで終わり。
それが昔の体育の時間だったのだ。
だから「体育の成績は皆A(最高評価)」それが当たり前。


オレは出来ない子には容赦なく「B」の成績を付けた。
何人かの親は「何でBなんだ。」と文句を言って来た。
その度に親にテストの点数を見せ説明をした。
親にも「体育も列記とした教科の一つなんだ。」
ということを理解してほしかった。


そんな風に色々がむしゃらにやっている間に1年が過ぎた。
オレの記念すべき教師生活1年目がこうして終わったのだ。




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単元「フットボール」。
「チーム対抗ペットボトル的当てゲーム」の様子。



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モルディブ人教師を対象とした講習会の様子。
体育授業運営法について教えています。


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特別支援学級の生徒たちと。



生徒を教えて、生徒に教わる。
先生を教えて、先生に教わる。
体育を教えて、体育に教わる。


そんな1年間の教師生活でした。


「ちくしょー」の後悔の数だけ何かを学んで。
「よっしゃー」の数だけ大きくなってゆきたい。


さぁ、来年も頑張ろう。



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質問!

拍手の方にコメした方がィィの?それとも普通のコメの方がィィの?拍手の方に書いたんだけど見れなかったら嫌だなぁと思って 

>ゆりえ
拍手にコメントしても見れるけど、普通のところにコメントしたほうが見やすい。ってか手術したの?お大事に!

交通事故。

去年の年末に事故にあったんだょ 両手首骨折して膝のお皿が粉砕したの
次で三回目の手術だょ 
6月に帰ってくるんでしょ?
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We are 青年海外協力隊!同期のブログ。
帰国カウントダウン。
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